俗に「欲すればまず与えよ」と言いますが、自分の価値観のなかだけで主張ばかりしている人は、まず、周囲から認められず、大した仕事ができないのが世の常です。
逆に、相手の立場や、相手にどうすれば喜んでもらえるかを考えて行動できる人は、相手から感謝され、周囲から認められ、それによって万事がスムーズにいき、大きな仕事を成し遂げることができます。
ここには、ある共通の世間一般の法則が存在し、「欲すればまず与えよ」という真理が感じられます。
しかし、実際に、相手の立場を考えて行動する人が、その瞬間に見返りを考えているかというと、必ずしもそう
ではないような気がし、ギブ&テイク的な打算があれば、そこにはある種の浅薄さが感じられます。
そこで「常なる貢献」という価値基準がうまれてきます。
人には、その人によって一人一人、判断の基準や価値観が異なります。
ですから、見返りを期待しても得られることができないこともあり、その場合に失望したり、相手のせいにして
「通じない人だな」と思ったりしてしまい、相手に与えることをやめてしまうということが起きてきます。
逆に「常なる貢献」という価値基準に立脚していると、見返りがなくても普通であり、失望したりせず、さらに
貢献し続けていくことで喜んでもらえる可能性は高くなります。
したがって、エコハウスは「常なる貢献」の心の在り方を最上とし、すべての価値判断の基準としています。
お客さま、社員、取引先、社会など、すべての関係者に対し、「貢献する」ことを旨とします。
古来、名将の言葉のなかには、相手を思いやる気持ちがあります。
「軍勝五分をもって上となし、七分を中となし、十分をもって下となす」(武田信玄)
「百戦百勝は善の善なる者にあらざるなり」(孫子)
たとえば「適正価格」を守り通し、必ずしも利益を追求しない当社の方針はこういった考えから出ています。
そのうえで、常に向上し、理念の浸透のもと、お客さまに貢献していくことで道が開かれます。
「大欲は無欲に似たり」と言いますが、志のあるものは目先の利益を追わず、大きな目標を追います。
エコハウスが他社と比して売上高に占める広告宣伝費の割合が格段に少ないのは、クチコミによりお客さまの輪がひろがっている結果であり、それは経営理念が浸透してきている証しであり、とてもありがたいことです。
人が努力研鑽すること、企業が向上することが、すぐさま世に知れることは少ないものです。
表面上よく見せることは難しくは無いが、内実を充実させることは難しいのです。
「天知る、地知る、子知る、我知る、何ぞ知る無しとと謂わんや。」
「見えざる」の努力、「見えざる」の心掛けが、人を、企業を大きくします。
進化論を生み出したダーウィンの言葉には次のようにあります。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者であ
る。」
われわれは常に向上することを企業のDNAとし、己を虚しくし、変化を受け入れます。
それは他を尊重し、己を虚しくすることで「常なる貢献」をすることと基を同じくしています。
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